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[課外活動]

NUEVA語学研修5日目※4月1日更新

5日目 3月29日

今日も朝からしとしと雨です。高校生は自宅学習日なので、サンフランシスコ観光をすると言っていました。傘をさして歩いているのでしょうか。

 

中学生は8年生全員(80人くらい)の前で英語で発表をしました。以前から知らされていたので、日本にいるときに原稿やスライドを作成して、練習をしてありました。その結果、本番はすばらしかったです!!!FANTASTIC!!! リアルな相手を目の前にしての発表は、自分たちで練習しているときにはなかったお客さんの反応が嬉しくて、発する1語1語に気持ちが乗っていました。「伝わる喜び」を実感して、改めて言葉の力を感じたと思います。

 

NUEVAで受ける最後の授業は、同志社の生徒に対する特別授業でした。今回、プログラムのリーダーの佐瀬先生が、バディの通常の授業を聞いているばかりでは退屈だから、同志社のためにたくさん特別授業を組んでくださいました。それには複数の先生が必要で、通常の業務にはないボランティアとなります。授業をするまでの準備も必要です。当たり前のことではないから、すごくありがたいなと思って毎日過ごしています。私たちが5月にNUEVAの中学生を受け入れるときに、そのことを忘れずに歓迎したいですね。

 

最後の特別授業のテーマは、「人と対話したり、共同作業をするときに大切なこと」でした。香里生は得意分野ですね。パズルを完成させたり、絵を描いたりする単純な作業を通して、人とコミュニケーションをとる際に必要な能力とか良識を再認識させられました。

 

今日で学校の1週間が終わりました。みんな、やりきりました!最後の2日間、アメリカでしか体験できないこと、見られないものをしっかり味わって来てください。

 

 

 

4日目 3月28日

今日から高校生は現地の学校が自宅学習日なので、ホストファミリーと好きなように過ごします。なので中学生の様子だけの報告となります。

 

明日は学年集会の前で同志社の生徒が英語で発表を行うのですが、今日の1時間目は練習をさせてもらいました。NUEVAの生徒がつきっきりで私たちの発音や文法、表現などを直してくれました。NUEVAの子たちは、つたない英語を真剣に聞いてくれて、相手の自信を奪わずに助言をするのがとても上手だなと思いました。

 

2時間目からは、バディ(ホームステイ先の生徒)の授業に参加。授業を見学に行く途中で、技術の教室を覗きました。本格的な工具が並んでいて楽しそう!さすが、自分で家をリフォームしちゃうお国柄。

 

午後は、同志社のための特別授業があって、エコバッグにスプレーでステンシルの絵付けをしていました。タトゥーがビシッと入った、丸太のような腕の先生が、スピーカーで音楽を流しながら自由に作業をさせてくれています。他にもスチール・ドラムを演奏するクラスなどがありました。

 

ホームステイの4日目が終わって、疲れが溜まっていると同時に環境に慣れてきた様子です。中には、英語が聞き取れたり、言いたいことが喋れるようになっていくのが自分でも感じられて充実している、と言ってくれた子もいました。明日は学校の最終日で、英語の発表があります。頑張ってほしいです!

 

 

3日目 3月27日

高校生は今日、NVIDIAという企業の見学に行きました。数年前に、同志社側から「せっかくシリコン・バレーが近いのだからプログラムに企業訪問を入れてほしい」とリクエストをして以来、毎年有名な企業を見学させていただいています。

 

素人の説明になってしまいますが、NVIDIAはGPU (Graphic Programming Unit)の技術が優れている会社で、GPUとは、画像をものすごく美しく、正確に、素早く作ることに使われるものです。映画やゲームの画像はもちろん、建築物を建てる前にシミュレーションしたり、倉庫をCGでリアルに作って物流のプログラムを組んだり、気象予測、宇宙探査、車の自動運転…挙げたらキリがありません。また、わかりやすいところでは、過去10年のアカデミー賞・最優秀視覚効果を受賞したすべての作品に、NVIDIAの技術が使われています。

 

まずは、技術開発の社員さんと一緒に会議室のテーブルを囲んで、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。その後は、とても明るくて親しみやすい女性の社員さんが社屋の中を案内してくださいました。会社が開発している技術はもちろんすごいですが、それだけでなく、社屋のデザインが、「働きやすい、快適な職場とは」「人が集うのに適した空間とは」「想像力・創造力を掻き立てる環境とは」「楽しくて、精神的に健康でいられるワーク・ライフ・バランスとは」というようなことをとことん追求していて、結果を出している企業は当然、そういう部分もトップ・レベルなのだなと納得させられました。

 

社員食堂は圧巻で、そんじょそこらのホテルのバイキング顔負けの規模でした。イタリアン、お寿司、ハンバーガー、インドカレー、メキシカン、ベジタリアン丼、サラダバー…etc.、各国の料理ごとに厨房があります。すべてその場で調理していて、目の前のピザ窯では炎がゆらゆらと揺れています。そんな衝撃の社員食堂で私たちも全員、ご馳走(太っ腹!)になりました。

 

企業訪問の後は、短時間でスタンフォード大学を見に行きました。時間があまりありませんでしたが、礼拝堂の美しさには心を奪われたようです。ずっと日本人と一緒にいて英語の勉強になっているのかな?と思われるかもしれませんが、企業見学ではずっと英語の説明を聞きっぱなしで、スタンフォード大学でも引率の先生方が英語で喋るので、結構耳は鍛えられています。

 

中学生は直接顔を見ていませんが、学校の2日目です。バディ(ホームステイ先の生徒)の授業に一緒に出席したり、同志社生のための特別授業を受けたりして、通常の学校生活を送りました。31人もいる同志社の生徒に対して、NUEVAの先生方が様々な特別授業を準備してくださっていてとても感動します。スケジュール調整も含めて簡単なことではないので、長年で築いたNUEVAとの友好関係をこれからもお互いに大切にしていきたいものです。

 

 

2日目 3月26日(火)

今日はアメリカに来て、学校に通う1日目です。NUEVA MIDDLE SCHOOLの1時間目は、食堂で8年生の学年集会がありました。NUEVAの先生が同志社のことを説明してくださって、同志社の生徒は、8年生全員の前で一人ずつ自己紹介をしました。みんな、上手に言えました!その後は、バディ(ホームステイ先の生徒)の授業を見学したり、同志社生のための特別授業を受けたりしました。

高校でもバディの授業を見学したり、特別授業を受けたりしました。その中に、スチール・ドラムの特別授業がありました。スチール・ドラムはトリニダード・トバゴでガラクタから生まれた楽器です。カリブ海周辺地域に「カリプソ」という種類の音楽があって、カリプソと言えばスチール・ドラムの音色です。この楽器、叩く場所によって3オクターブ分のドレミの音が出て、正確に叩くのがすごく難しい。とっても楽しい先生が、めちゃくちゃわかりやすく教えてくださいました。一時間、音楽を奏でるのに夢中でしたが、演奏の説明を聞き取るために、実は相当な量の英語を聞いたと思います。無意識に学べるって最高ですね。

お昼は食堂で、香里生とバディ+その他大勢で食べました。なんと、昨年NUEVAに行った香里生のバディだった子たちがたくさん、「香里生が来ているの??」とわざわざ会いに来てくれました。今までNUEVAに行った香里生が聞いたら喜ぶでしょうねぇ!彼らからしたら「僕の友達(去年の香里生)の友達は、僕にとっても友達だ」みたいな感じで、とても親しみを感じてくれたようです。

日本語の授業では、去年の香里生のバディがたくさんいるクラスでアクティビティをして、ますます仲良くなりました。同志社を歓迎するピザパーティーもあって、とても友好的に迎えていただいています。放課後は、香里生とNUEVA生の大勢で「ショッピングモールに遊びに行くんだ」、とみんなで楽しそうに帰って行きました。一週間は短いので、一瞬、一瞬を大切にしてバディとの距離を縮めてほしいなと思います。

1日目 3月25日(月)

中学2年生8名、高校1年生5名、合計13名がNUEVA交流プログラムに出発しました。

このプログラムでは、同志社の各中高の参加者が「チーム同志社」として渡航し、アメリカ・カリフォルニア州にあるNUEVA SCHOOLの生徒さんの自宅にホームステイをさせてもらいます。また、NUEVAも中学生は5月、高校生は2月に日本に来るので、そのときに同志社の生徒がNUEVAの生徒をホームステイさせてあげます。今回アメリカに来た高校1年生は、2月にNUEVAの子たちをホームステイに受け入れたところで、今日は1ヶ月ぶりの再会となりました。

25日(月)に伊丹空港から羽田空港を経由してサンフランシスコに到着したら、再び25日(月)でした。夜通し飛行して、徹夜明けの状態でアメリカ生活が始まったわけです。正直、身体はきつい!まずは、同志社の生徒だけでサンフランシスコの観光名所に行き、自由にお昼ご飯を食べました。この丸い看板、ユニバが好きな子は見たことがあるはず。USJにレプリカがありますね。これの本物は、ここサンフランシスコの「フィッシャーマンズ・ワーフ」(漁師の波止場)という場所にあるのです。カモメが飛び交う青空の下、潮風に吹かれながらクラムチャウダー(貝のスープ)、カニ、エビなどのシーフードを食べたら猛烈な睡魔に襲われて…。

疲れた身体に鞭を打ちながらゴールデンゲートやツイン・ピークスなどの観光地を巡り、午後4時頃にホストファミリーと対面しました。皆さん、頑張ってテンションを上げています。さぁ、アメリカの家庭での生活が始まりました。驚くこと、戸惑うこともあるでしょうが、それを経験するために勇気を出して試験を受けて参加を決めたあなた達なので、頑張れますよね。応援してます!

 

 

 

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