１月９日（火）、３学期始業式を挙行いたしました。

聖句：ガラテヤの信徒への手紙６章４節
「各自で、自分の行いを吟味してみなさい。そうすれば、自分に対してだけは誇れるとしても、他人に対しては誇ることができないでしょう。」

校長の式辞では、「目標・夢を吟味して」と題して、次のようなお話がありました。

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皆さんは、「一年の計は元旦にあり」ということわざを聞いたことがあると思います。充実した一年を送るためには、一年の初めにきちんと目標や計画を立てて努力することが大事だという意味です。

目標や夢に近づくためには、何かを我慢したり、少し無理をしたり、必死に努力したりと制限のある生活を送る必要があり、そんなのは嫌だと感じる人もいるかもしれません。生きることは、時に、ややこしく、辛く、自分の思う通りにはいかないものです。しかし、それぞれの人生は、自分自身のためにあるので、自分で切り拓いていくしかありません。

今日、選んだ聖書に「各自で、自分の行いを吟味してみなさい。」とあります。一人一人、自分が今やっていることを振り返って考えてみなさい、検討してみなさいと、聖書は語っています。

私たちは、なかなか自分自身のことが見えていませんし、わかっていません。そして、周りの人のことも、なかなか見ていないし、理解もしていません。どうか皆さん、今一度、自分の目標や夢について、また、自分に与えられている我慢や試練について、今これで良いのか、この先どうすれば良いのか、自分に問いかけてみてはどうでしょうか。私たちの人生は、かけがえのない、代わりのきかないものです。自分の目標や夢に近づくために、自分自身を吟味し、振り返りながら、またとない人生を充実させたものにしてください。この3学期も共に頑張っていきましょう。