公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本主催、SAPジャパン株式会社協賛のキャリア教育プログラム（JA Future Skills）に参加しました。

11月4日（火）午後、事前研修として、主催団体と受け入れ企業からの説明を受けた後、経営シミュレーションプログラム（MESE）を用いての模擬経営体験等を行いました。

12月2日（火）に西梅田にあるSAPジャパン西日本支社を訪問しました。午前はアイスブレイクの後、事前に提出していた自己アピールカードのフィードバック、オフィスツアー、ランチを食べながらの質問タイム等を行いました。そして午後からは模擬面接とグループでのキャリアトーク等、たいへん盛りだくさんで学びの多い１日を過ごすことができました。その後も、お礼状のやり取りや面接時のフィードバック等の事後研修があり、参加した生徒たちからもたいへん充実した研修だったと好評でした。

生徒の感想を紹介します。

職場体験に参加するのは初めてで、不安な点もありました。 しかし、企業の担当者の皆さまが丁寧にご指導くださり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。 特に心に残ったのは、自分の短所との向き合い方へのご助言です。 その旨を相談したところ「改善も大事だが、弱い部分を周囲に開示して協力を得ることも重要。大切なのは、改善そのものではなくミスを防ぐことである。」というお話をいただきました。この言葉は私にとって思いもよらない考え方でした。欠点を直す・隠すことにこだわるのではなく、オープンにすることで周囲に助けてもらう。またある時は私が人を助け、結果そのチームワークで全体の成果を上げる。これは今後私が社会に出るにあたって大きな自信となる大切な学びとなりました。そしてこれらは教室から一歩踏み出したからこそ得た経験だと思っています。あの場でいただいたご助言やお褒めの言葉を胸に、今後迎える大学生活や就職に向けて日々精進してまいります。（高３ K.D）