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[学校生活]

中学2年生修学旅行3日目

9月26日(火)修学旅行3日目の行程は、皆が楽しみにしていたアクティビティ体験から始まりました。

ラフティングコースは、小一時間かけて尻別川を下っていきます。ドライスーツを着るところから、初めての体験の連続です。水の侵入を食い止めるゴムのきつさに四苦八苦しながらスーツを着込んだ後は、ガイドさんとともにボートに乗り込み、「1、2、1、2……」と仲間と声を合わせ、パドルを操ります。初めは恐る恐る、といった表情の皆さんでしたが、中盤に差し掛かるころにはすっかり慣れ、カメラに対しても弾けるような笑顔を向けてくれました。

ピュアアクティビティでは、木々の中を探検するようなツリートレッキング、ワイヤーで吊り下げられたレールを滑車で滑り降りるレールスライダーなどに挑戦しました。足場から下を見下ろすと、足がすくみます。しかし、恐怖心に打ち勝ってやり遂げたあとの皆さんの表情は、達成感と喜びに満ちていました。ほかにも巨大な滑り台、10メートルの高さから油圧ロープを使ってフリーフォールを楽しむクイックジャンプなど、様々なアトラクションを時間の許す限り楽しみました。

フィッシングでは、開始前は期待感に賑やかな声を上げる皆さんでしたが、いざ釣りが始まると雰囲気は一変。皆黙々と竿に意識を集中します。中には釣り上げるのが難しいニジマスを釣り上げた人も。澄み渡る美しい川に膝まで浸かり、北海道の自然を満喫しながら釣りを楽しむことができました。

サイクリングでは、序盤に2キロの上り坂があります。早々に心折れそうになる中、必死に自転車を漕ぎ、登り切った先ではスタッフの方が湧水を汲んで手渡してくれました。その水の美味しかったことといったらありません。さらにゴール地点にはとても有名なソフトクリーム屋さんがあるということも背中を押し、北海道の壮大な自然を感じながら完走することができました。

ガラスエッジングでは、ガラスのお皿に好きな絵柄を彫っていきます。とても繊細な作業です。2時間集中を切らさず、一生懸命彫刻刀を動かし、自分でデザインした絵柄の世界で一枚だけのお皿が出来上がりました。

午後からは、サイロ展望台へ。到着したとたん、夏が戻ったかのような強い陽射しが照り付けます。目の前に開けた景色を見た瞬間、「わぁーーきれい!」と声を漏らす人もたくさんいました。澄み渡る青い空と山の緑を映す幻想的な湖の色。クラス写真を撮った後各自で散策しながら、いつまでもいつまでも眺めていたい景色を後に函館山へと向かいます。

函館山展望台に到着したのはちょうど夕暮れ時。空の色が、淡い紫から徐々に深い藍色へと移っていきます。その下には灯りのともった函館の街が一望できます。その夜景を写真に収めたり、自分の目に焼き付けたり、いつもの学校生活では目にすることのできない景色を見る興奮を、仲間と分かち合いました。

展望台を後にし、山を下りながらも車窓からの夜景鑑賞は続きます。絶景ポイントを通過するたびに、シャッター音がバス車内に響きます。函館市街へ到着した後は夕食会場へ。今回の修学旅行では、学年全員で同じ部屋で食べる初めての夕食です。

おいしい料理を堪能した後は、本日宿泊する函館国際ホテルへ。明日に備えてゆっくり休みます。

今日は雨の予報もありましたが体験中は持ち堪え、ほんの一時小雨が見られた程度で、午後からは暑いぐらいの陽射しもありました。皆の気持ちが天に通じたのかもしれません。
明日はいよいよ最終日。校祖新島襄ゆかりの地を巡りつつ、すてきな思い出をさらに増やしてほしいと願っています。

 

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