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[教育活動]

中学修学旅行第3日(9/25追記)

9月24日(水)修学旅行4日目(最終日)

中学修学旅行最終日、午前中は函館市内班別自主研修を行いました。校祖新島襄が脱国して同志社誕生の礎となった場所「新島襄海外渡航の地碑」を訪れる事を最大の目的に、小樽自主研修と同様、事前に班で自主的に考えた研修コースを巡ります。

起床後からホテルの部屋の片付け、チェックアウト後、班別自主研修を開始し、朝食と昼食は函館朝市等で自由食を各自で選びました。五稜郭から研修に向かう班はバスで、ベイエリア・元町方面へ向かう班は徒歩で出発しました。

ベイエリア・元町方面では、新島襄海外渡航の地碑と、函館での新島襄やキリスト教に縁のあるカトリック元町教会やハリストス正教会を巡る事を軸に、食事や金森レンガ倉庫等でのお土産選び、スイーツ賞味を楽しみました。新島襄海外渡航の地碑では2日目の校長の礼拝のお話を思い出し、同志社の一員である事に心を新たにしました。

五稜郭タワーでは、上から見ると五稜郭が本当に星型なのを実際に見られた事と、タワー1階のラウンジには格好いい土方歳三の像や、戊辰戦争で使われた大砲のレプリカが置かれていて、幕末好きには堪らない展示でした。

お楽しみの食事は、函館朝市の海鮮丼、函館ラーメン、ラッキーピエロのご当地ハンバーガー等を味わいました。函館ラーメンは、鶏ガラベースの澄んだスープと塩で味付けされた塩ラーメンで、一見あっさりしているようでも、お店によって麩やキクラゲ、煮卵や魚介等がトッピングされていて食べ応えは十分です。ラッキーピエロはエビチリバーガーや羊肉バーガー等、関西では味わえないバーガーがあり、食べた生徒はその味わいに満足したようでした。

班別研修を終えた後、函館空港から前半出発組、後半出発組に分かれて名残を惜しみながら北海道を後にしました。帰路は羽田空港を経由、機材の接続等で多少の遅れもありましたが全クラス19:30頃には伊丹空港に無事到着、解散となりました。

今回の修学旅行が、友人たちや先生方との絆を強めるとともに、旅行中の楽しかった事、嬉しかった事、振り返るべき事等から、生徒の皆さん一人一人が同志社で学ぶ一員としての意識と成長に繋がる事を心から祈っています。

 

9月23日(火)修学旅行3日目

修学旅行3日目の午前のプログラムは、楽しみにしていたアクティビティ体験です。

ラフティングは、約1時間かけてゴムボートで尻別川を約7㎞下っていきます。ドライスーツを苦戦しながら着込み、ガイドさんにレクチャーを受けた後は、ガイドさんも一緒に7~8人でボートに乗り込み、仲間と息を合わせ、パドルを操ります。初めはぎこちなかった生徒も、中盤を超えると慣れてきてしっかりとパドルを漕いで激流を越えて行きました。

 

サイクリングでは、序盤に約2キロの上り坂があり、必死に自転車を漕ぎ進みます。羊蹄山麓ののどかな田園地帯の北海道らしい道路を、涼しくさわやかな風を感じながら漕ぎ進む事はとても清々しくて気持ちよく、北海道の壮大な自然を感じながら完走することができました。

 

ピュアアクティビティでは、樹木の高い枝に作られた足場から次の木の枝の足場までを渡るツリートレッキングや、樹々の間に張られたワイヤーを滑るジップライン等を楽しみました。10メートルの高さから油圧ロープを使ってフリーフォールを楽しむクイックジャンプでは、怖がりながらも勇気を出してジャンプする姿が見られるなど、様々なアトラクションを楽しみました。

 

アイスクリーム・生キャラメル作りは、インストラクターさんの指導の下、北海道産の牛乳やバター等、材料の入ったボウルを氷で冷やしながら根気よく、ひたすら25~30分かき混ぜると、やがて材料が固まってきて、とても美味しそうに見えてきます。出来上がった超新鮮なアイスと生キャラメルは、先生とも一緒にみんなで頂きました。

 

午後からは、ニセコリゾート最後の食事のカレーライスを昼食にとった後、函館に向けて出発、途中でサイロ展望台に立ち寄りました。洞爺湖を見下ろせる展望台は陽射しがとても明るく、目の前に開けた絶景大パノラマを見た生徒は歓声を上げて感動していました。クラス写真を撮り、各自で短時間、散策や友人たちとの記念撮影等の後、函館へと行程を進めます。

 

函館山展望台に到着したのは18:00すぎでしたが、函館山を登るバスの車窓から薄暗く灯り始めた美しい函館の市街が現れた時、生徒たちは声を上げて喜んでいました。函館山展望台に到着すると、山影に消えていく夕陽がとても美しく、段々と暗くなってきて街の灯りもたくさん灯った函館の美しい夜景を観賞する事ができました。

夕食会場は「プレミアホテル-CABIN PRESIDENT- 函館」で、美味しい上に大盛りの卓盛りメニューで、今日1日アクティビティから函館への大移動、夜景見学でとてもお腹が空いていた生徒たちは大喜びでした。美味しい夕食を堪能した後は、本日宿泊する函館国際ホテルへ。明日に備えてゆっくり休みます。

明日はいよいよ最終日。今回の修学旅行の最大の目的の一つ、校祖新島襄ゆかりの地を巡る函館班別自主研修です。2日目朝の校長先生からのメッセージを思い出して新島先生の痕跡に思いを馳せるとともに、更に素敵な思い出をたくさん作ってほしいと願っています。

 

9月22日(月)修学旅行2日目

修学旅行2日目は、朝礼拝から始まりました。讃美歌、宗教委員生徒による聖書朗読、お祈りの後、瀧校長から校祖新島襄ゆかりの地を訪れる事についての奨励を聞き、同志社に携わる一員としての思いをより強くしました。礼拝後、朝食をとり、午前は小樽市内班別自主研修です。

朝食後、小樽へ向かい、小樽運河にてクラス写真を撮影した後、班に分かれて班別自主研修に取り組みました。昼食は自分たちで計画した行動表を元に昼食も自由食の時間を経験します。海鮮丼やお寿司、ラーメンやスイーツなど、小樽名物を味わいつつ、運河沿いのミュージアムやオルゴール館を見学し、お土産選びを楽しみ、午後はコース別研修です。

大倉山ジャンプ台では、1972年札幌オリンピックで建設され、今も選手たちが練習場所として使用しているスキージャンプ台を見学しました。リフトでジャンプ台の上まで登り、眼下に広がる札幌市の街並みを見ながら名物のソフトクリームを堪能した後、麓にある札幌オリンピックミュージアムで冬季オリンピックの歴史の資料を見学して、スキージャンプ・クロスカントリー・ボブスレーなど、ウインタースポーツのシミュレーション体験を楽しみました。

えこりん村では、まず運営会社が展開するレストラン「びっくりドンキー」のエコロジーへの取り組みについて学びました。羊毛を使ったクラフト体験やファームの見学等を行いました。緑豊かな園内で、心癒されるひとときを過ごせたようです。

AOAO札幌は、3 つのゾーンで構成された札幌市内のまちなかにある水族館で、洗練された魅力の水族館です。水族館を見学した後、札幌時計台、さっぽろテレビ塔も見学しました。

定山渓ファームでは、プラムとプルーン狩りを楽しみました。果樹園にある数種類のプラムとプルーンが、時間内は取り放題、食べ放題でした。種類によって味の違うプラムとプルーンの甘さを堪能しました。

 

コース別研修後はルスツリゾートに戻り、バイキング形式の夕食の後、学年レクを行いました。レクリエーションでは、明日の朝食の順番を権利獲得を巡るクイズ等のクラス対抗ゲームが行われ、各クラス一丸となってゲームに集中しました。争奪戦の結果は1位1組 2位3組 3位6組 4位4組 5位5組 6位2組という結果になりました。

 

9月21日(日)中学修学旅行第1日目

北海道の雨天が心配されましたが、JAL便(3・4・5組)、ANA便(1・2・6組)とも予定通り伊丹空港を出発する事ができ、途中飛行機が揺れた事もありましたが無事に新千歳空港に到着しました。北海道は、大阪と比べて温度も湿度も低く、屋外でもクーラーのよく効いた部屋にいるような涼しさでとても快適です。

最初の訪問地、ノーザンホースパークでは馬と一緒にクラス写真を撮影した後、園内を散策、名物のソフトクリームを食べたり、おもしろ自転車に乗ったり、エゾリスに遭遇できたり、ポニーショーや厩舎を見学したりと思い思い園内を楽しみました。

ノーザンホースパークの次は、白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)に移動し、博物館や伝統的な住居のチセではアイヌ文化について学びました。実際に触れる事のできる展示物も多く、アイヌ先住民の生活について関心を深めました。また、博物館に面したポロト湖の風景は、夕景になりはじめた様子がとても美しく感動した生徒もたくさんいました。

その後、バスで宿泊先のルスツリゾートホテルへ向かい、雄大な山々やのどかに牛や馬が放牧された牧場風景の間の道路を通って、途中エゾシカに遭遇したクラスもあり、北海道の大自然を目の当たりにしました。ただ、今朝までの豪雨で道路状況に不安がありましたが、幸い通行止めや迂回する事もなく無事予定通りルスツリゾートに到着しました。ルスツリゾートでは、きれいな建物と可愛い作りの館内に心躍らせた生徒も多く、夕食では北海道の恵みを美味しく味わいながら、友人たちとの豊かで楽しい時間を過ごせました。

明日は、午前は小樽班別自主研修、午後はコース別研修です。小樽では自分たちで選んだ昼食のお店や研修場所を巡り、コース別研修でも自分たちの関心で選んだ札幌市内・郊外のコース見学を楽しみます。明日も充実した1日になる事を祈ります。

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