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[教育活動]

中学2年修学旅行最終日(9/26更新)

9月25日(水)修学旅行4日目(最終日)

中学修学旅行最終日、午前中は函館市内班別自主研修を行いました。小樽と同様に事前に班で自主的に考えた研修コースを巡ります。五稜郭へは、最初の訪問地に向かう班が多かったためホテルからバス6台で現地へ、ベイエリア方面、元町方面に向かう班はホテルから徒歩で出発しました。

五稜郭では、実際に城内に入ってみると、広場のようになっていたり、建物(復元箱館奉行所や兵糧庫)が建っていたり、星状の石垣に沿ってウォーキングができたりと、星型の城という印象だったものが、普通の公園のようだったので意外に感じた生徒もいたようです。五稜郭タワーは、上から見ると五稜郭が本当に星型なのを実際に見られた事と、タワー1階のラウンジには格好いい土方歳三の像や、戊辰戦争で使われた大砲のレプリカが置かれていて、幕末好きには堪らない展示でした。

 

ベイエリア方面や元町方面では、「新島襄海外渡航の地碑」「カトリック元町教会」のチェックポイントを巡りつつ、昼食や散策、ソフトクリーム賞味を楽しみました。「新島襄海外渡航の地碑」では2日目の校長の礼拝のお話を思い出して、この場所から自分たちより少し年上だった頃の校祖新島襄が命を懸けて脱国した事に思いを馳せました。

 

お楽しみの昼食は、函館朝市の海鮮丼や函館ラーメン、ラッキーピエロのバーガー等を味わいました。特に函館ラーメンは、鶏ガラベースの澄んだスープと塩で味付けされた塩ラーメンで、一見あっさりしているようでも、お店によって麩やキクラゲ、煮卵や魚介等がトッピングされていて食べ応えは十分で、食べた生徒はその味わいに満足したようでした。

班別研修を終えた後、函館空港から前半出発組、後半出発組に分かれて名残を惜しみながら北海道を後にしました。帰路は羽田空港を経由して、羽田空港の雨天等で多少の遅れもありましたが両班とも19:30頃には伊丹空港に無事到着、解散となりました。

今回の修学旅行を通して、友人たちや先生方との絆を強めるとともに、旅行中の楽しかった事、嬉しかった事、顧みるべき事等から、生徒の皆さん一人一人各々が同志社で学ぶ一員としての高い意識と成長に繋げてもらえる事を心から祈っています。

 

9月24日(火)修学旅行3日目

修学旅行3日目の午前のプログラムは、皆さんが楽しみにしていたアクティビティ体験です。

ラフティングは、約1時間かけて尻別川を下っていきます。ドライスーツを苦戦しながら着込み、ガイドさんにレクチャーを受た後は、ガイドさんも一緒に7~8人でボートに乗り込み、「1、2、1、2……」と仲間と声を合わせ、パドルを操ります。初めは不安そうだった生徒も、中盤を超えると慣れてきて水しぶきを受けながらもしっかりとパドルを漕いでいました。

 

ピュアアクティビティでは、樹木の高い枝に作られた足場から次の木の枝の足場までを探検するようなツリートレッキング等を楽しみました。10メートルの高さから油圧ロープを使ってフリーフォールを楽しむクイックジャンプでは、怖がりながらも勇気を出してジャンプする姿が見られるなど、様々なアトラクションを時間の許す限り楽しみました。

 

フィッシングでは、ウェーダー(ゴム製の長靴と一体になったオーバーオール)を履くのに一苦労しましたが、インストラクターさん指導の下、いざ釣りが始まると皆黙々と竿と浮きの動きに集中して釣りをします。参加した生徒は全員釣果を上げる事ができ、釣る事が難しい野生のカジカやヨシノボリ?や、中には25㎝の大物ヤマメを釣り上げた生徒もいました。澄み渡る美しい喜茂別川(きもべつがわ)の渓流に膝まで浸かって、北海道の自然を満喫しながら釣りを楽しむことができました。

 

サイクリングでは、序盤に2キロの上り坂があり、必死に自転車を漕ぎ進みます。羊蹄山麓ののどかな田園地帯の北海道らしい道路を、涼しくさわやかな風を感じながら漕いでいくとゴール地点にはとても有名なソフトクリーム屋さんがあるということに期待が膨らみます。北海道の壮大な自然を感じながら完走することができました。

 

アイスクリーム・生キャラメル作りは、インストラクターさんの指導の下、北海道産の牛乳やバター等、材料の入ったボウルを氷で冷やしながら根気よく、ひたすら25~30分かき混ぜると、やがて材料が固まってきて、とても美味しそうに見えてきます。出来上がった超新鮮なアイスは、先生と一緒にみんなで頂きました。生キャラメルもオリジナルケースの制作まで行いました。

 

 

午後からは、ニセコリゾート最後の食事のカレーライスの昼食をとった後、函館に向けて出発、途中でサイロ展望台に立ち寄りました。洞爺湖を見下ろせる展望台には陽射しが照り付け、目の前に開けた絶景を見た生徒は声を上げて感動していました。クラス写真を撮った後、各自で短時間、散策して友人たちと記念撮影等をした後、函館へと行程を進めます。

 

函館山展望台に到着したのは18:00すぎで、まだ夜景とは言えない程の風景でしたが、バスの車窓から薄暗くも灯りの灯り始めた美しい函館の市街が現れた時、生徒たちは歓声を上げて喜んでいました。函館山展望台に到着すると、山影に消えていく夕陽がとても美しく、夜景でなくても十分に感動しました。滞在時間は40分弱と短かったのですが、退去する頃には段々と暗くなって、街の灯りもたくさん灯った函館の夜景を何とか見る事ができました。

 

美しい夜景を堪能した後は、本日宿泊する函館国際ホテルへ。明日に備えてゆっくり休みます。夕食はバイキング形式、修学旅行最後の夕食をしっかりと楽しみながら味わっていました。

 

明日はいよいよ最終日。今回の修学旅行の最大の目的の一つ、校祖新島襄ゆかりの地を巡る函館班別自主研修です。2日目朝の校長先生からのメッセージをよく思い出して新島先生の痕跡に思いを馳せるとともに、更に素敵な思い出をたくさん作ってほしいと願っています。

 

9月23日(月)修学旅行2日目

修学旅行2日目は、朝礼拝から始まりました。讃美歌、宗教委員生徒による聖書朗読、お祈りの後、瀧校長から「校祖新島襄ゆかりの地を訪れる事を通して、自分たちの原点を思う、深める、学ぶ、知る」という主題の奨励を聞き、同志社に携わる一員としての思いをより強くしました。礼拝後、朝食をとり、午前は、コース別に分かれての研修です。

 

えこりん村では、まず運営会社が展開するレストラン「びっくりドンキー」のエコロジーへの取り組みについて学びました。牧羊犬と羊のショーを見学し、ファームの中をトラクターで一周しました。緑豊かな園内で、心癒されるひとときを過ごせたようです。

 

大倉山ジャンプ台では、1972年札幌オリンピックで建設され、今も選手たちが練習場所として使用しているスキージャンプ台を見学しました。リフトでジャンプ台の上まで登り、眼下に広がる札幌市の街並みを見ながら名物のソフトクリームを堪能した後、麓にある札幌オリンピックミュージアムで冬季オリンピックの歴史の資料を見学して、スキージャンプ・クロスカントリー・ボブスレーなど、ウインタースポーツのシミュレーション体験を楽しみました。

 

白い恋人パークでは、初めにスイーツワークショップ・ドリームキッチンで「私の白い恋人お絵描き体験」に取り組みました。パティシエの帽子とエプロンを身につけて体験の開始です。ハート形のクッキーにチョコレートペンで思い思いの絵を描いていきます。「2024修学旅行」や「自分の名前」や「好きなキャラクター」等を器用に模様を描いて、世界で一つの自分だけのお菓子が完成しました。体験後は「白い恋人」工場見学や買い物を楽しみました。

 

その後、小樽へ向かい、小樽運河にてクラス写真を撮影した後、班に分かれて班別自主研修に取り組みました。昼食は自分たちで計画した行動表を元に昼食も自由食の時間を経験します。海鮮丼や回転すし、ラーメンやスイーツなど、小樽名物を味わいつつ、運河沿いのガラスミュージアムやオルゴール館を見学し、お土産選びを楽しみました。

 

小樽市内班別自主研修を終えた後は、ルスツリゾートに戻り、バイキング形式の夕食の後、学年レク「ゴールデンナイト2024」を行いました。初めに有志生徒によるダンス、歌唱が行われましたが、ダンスの演目では、担任の先生方も参加したパフォーマンスもあり、学年生徒全員が大いに盛り上がりでした。後半はクイズ等のクラス対抗ゲームが行われ、各クラス一丸となってゲームに集中しました。

 

明日はニセコ・ルスツでアクティビティ体験の後、サイロ展望台、函館市に移動して函館山からの夜景鑑賞の予定です。快適ですが、大阪の気候から急激な気温の変化に慣れきれていない上、旅の疲れも出てくる頃です。体調に十分気を付け、明日以降も全力で充実した時間にできることを祈っています。

 

9月22日(日)修学旅行1日目

台風の影響が心配されましたが、伊丹空港(1・3・5組)、関西空港(2・4・6組)とも予定通り出発する事ができ、途中飛行機が随分揺れた事もありましたが無事に予定通り新千歳空港に到着しました。北海道は台風の影響で気温が下がったようですが、関西と比べて湿度が低く、まるで冷房のよく効いた部屋にいるような、やや寒いくらいの涼しさでとても快適です。

 

最初の訪問地、ノーザンホースパークでは馬と一緒にクラス写真を撮影したのち、昼食のジンギスカンをいただきました。初めは羊肉の匂いに戸惑う生徒もいましたが、タレも焼肉とは少し違う美味しさで、修学旅行での最初の友人たちとの食事に夢中になっていました。ご飯はおかわり自由で、男子も女子も何人もおかわりをしてお腹を十分満たすことができたようです。昼食後は、名物のソフトクリームを食べたり、厩舎を見学したり、散策したりと思い思い園内を楽しみました。

 

午後からは白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)に移動し、アイヌ文化について学びました。伝統芸能の鑑賞では伝承者の方々の説明やムックリ(口琴)の演奏や実演を聴いて、感動した生徒もたくさんいました。

 

その後、バスで宿泊先のルスツリゾートホテルへ向かい、雄大な山々の間やのどかな田園風景の道路を通って、途中キタキツネに遭遇したクラスもあり、北海道の大自然を目の当たりにしました。ルスツリゾートでは、きれいな建物に心躍らせた生徒も多く、夕食では北海道の恵みを美味しく味わいながら、友人たちとの豊かで楽しい時間を過ごせました。

 

明日は、午前はコース別研修、午後はで小樽班別自主研修です。今日は、ウポポイでは小雨に遭いましたが、明日は好天に恵まれる充実した1日になる事を祈ります。

 

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