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[教育活動]

カナダ語学研修 Vol.2

カナダ語学研修九日目(8月8日)

語学研修も後半戦突入

連休明けとなった今日、まずは連休中にホストファミリーとしたことを交流。ショッピングやキャンプ、花火、山登り、ビーチ、映画鑑賞など、それぞれが週末を満足して過ごしたようで、笑顔の再会となりました。また、今日から新しく参加したTAが担当してくださっているグループでは、先週1週間に学んだことを紹介する場面もありました。

さて、本日のメインテーマはSDG’s 。世界的に取り組みが進められてるトピックスを通しての英語学習となりました。気候変動や環境破壊、様々な分野における不平等など、日本では深く考える機会が少ない事柄について英語で考え、それらに対する自分の考えも英語で表現するかなり難易度の高い授業になりました。それらの理解を助けるために、双六や四択クイズ、いすとりゲーム、地球に見立てたチョコクッキーからチョコ(石炭)を採掘をする擬似体験など様々な工夫がなされた授業でした。これらについて、現地の先生は、第一に楽しいこと、第二にカナダの文化を感じること、第三に英語を学ぶこと、を大切にして教えているとお話しされていました。

今週は学校での授業が中心となるため早めに解散する日が続きます。ホストファミリーと長い時間を過ごすこともできますがそれもあと4日。思い残しがないようにより積極的にホストファミリーと関わってほしいです。

 

カナダ語学研修十日目(8月9日)

研修10日目の今日はあいにくの空模様。朝イチは気温も我々がいるホワイトロック(サリー)は16℃ほどで、多くの生徒たちにとって8月に経験する初めての寒い朝でした。各々昨日はどんな夜ご飯を食べたのか、ここにきて食べた一番美味しかった果物、楽しかった場所について5-6人のグループで話をしました。中には全員でフルーツバスケットを英語でやるクラスも。

それから、カナダと日本の文化の違いについて演じるスキット(劇)作りを行いました。笑いを交えたり他のグループには負けられないと意気込んでいたりTAの意見をどんどん取り入れたり。自然に英語が出ている姿が目につきます。セリフ作りに役立つスラングについてもTAに教えてもらい、会話がより生き生きとしていきます。

午後からはscavenger hunt(スカベンジャーハント: 宝探し)を近くのモールで行いました。お題が書かれた紙をみながらそれぞれのショップを訪れ、それについての答えを探していく遊びです。マカロニチーズ(こちらの国民食のようなもの)の値段は?やケチャップチップス(ポテトチップスのケチャップ味)のブランドについて、一番高いメイプルシロップのブランドを調べよう、などといった質問です。それぞれ苦労しながら色々な店を訪れ、質問をなんとか埋めていきます。気になったものはカゴに入れて同時に買い物を楽しんでいる人達も。カナダでしか買えない限定のスターバックスの味を楽しんだりタピオカティーを飲んで休憩をしたりしていると、時間はすぐに解散の時間へ。結果の発表は明日です!

 

カナダ語学研修十三日目、十四日目(8月13日、14日)

13日目の今朝は長らくお世話になった学校、先生たち、TA、ホームステイファミリーに別れを告げる日です。長らく共に過ごした時間の楽しかった話をしあったりプレゼントや手紙の交換をして盛り上がっていましたが、出発の時間が近づくにつれてしんみりとした雰囲気に。またいつかの再会を誓う言葉が沢山聞こえてきました。
後ろ髪を引かれる思いで皆と別れ、バスでまずはキャピラノブリッジへ。長さ140m高さ70mもある橋で、120トンの重量に耐えられる耐久性を備えています。また樹齢1000年以上の原生林が生えていることでも有名です。神秘的な雰囲気とスリルを皆で楽しみました。次はグランビル橋の下にあるグランビルアイランドへ。新鮮な野菜や果物、デリや鮮魚などがひしめくパブリック・マーケットです。観光客でひしめく海辺の人気スポットですので、今まで行った場所の中でも一番の人口密度でした。それぞれパイやピザ、あるいはフィッシュアンドチップスなどをお店で購入し、海辺でのランチになりました。潮風に吹かれリラックスしてから次はバンクーバーのロブソンストリートでショッピング。お土産を沢山買って手一杯時間一杯でみんな帰ってきました。この旅初めてのみんな揃っての晩御飯はKEGというステーキハウスで。本場のプライムリブに舌鼓を打ちました。ボリュームも本格的で、食べてきれないほどの量を食べ(カナダにきてから胃袋が大きくなった!という人が沢山!)、ホテルへ。少し修学旅行のような雰囲気でリラックスして最後の夜を過ごしました。
14日目は朝からバスで世界の公園ランキングで常に上位にランクインするスタンレーパークへ。公園といいましても東京ドーム100個分、ディズニーランド8パーク分の大きさなので、一般的に思い浮かべるそれとは大きく隔たりがあります。有名なトーテムポールの前で写真をとり、海辺でリラックスしたりカナダグースを追いかけてみたりリスを写真に収めようとしたり、それぞれのんびりとした時間を過ごしました。それから空港へ向かい、現地時間13:40に出発し、日本時間14日15:30に無事に到着しました。
言語自体はオンラインでも日本でも学ぶことはできますが、その場所へ行って、直接文化を現地の人から学ぶことのできるということは、何事にも代え難い経験だなと、日に日に成長していく生徒たちを見ながら強く感じました。いつか皆さんが世界へと羽ばたくことを祈願します。14日間のレポートは以上で終わります。みなさまお読みいただきありがとうございました。

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