あの頃と同じ、
自主性を育む温かな校風
自主性を育む温かな校風
父
拓実が同志社香里に進学して、親子二代で「紺グレジャージ」に袖を通せたことは、やっぱり感慨深いね。私自身、父や祖父から同志社の「自治自立」の話を聞いて育ったからね。拓実が自分自身でこの学校を選んだことに、飯尾家の絆を感じるよ。今思えば、私たち親子には、香里以外の選択肢はなかったのかもしれないね。
子
お父さんから話を聞いて、ずっと面白そうと思っていたんだ。実際にオープンキャンパスで広い芝生のグラウンドや大きな図書館を見た時に「ここでならラグビーも勉強も思い切りできそう」ってワクワクしたのを覚えているよ。お父さんと同じ「紺グレジャージ」への憧れもあったしね。
父
血は争えないね(笑)。香里の良さは、生徒の「やりたい」を尊重してくれる自由な校風。私たちの時代も、行事の曲選びから修学旅行のプラン、文化祭の運営まで、全部自分たちで話し合って決めていたんだ。自由には責任が伴うけれど、その分、終わったときの達成感は大きかったなぁ。
子
僕も自由を履き違えてはいけないと思っていて「自由と気ままは違う」と日頃から自分に言い聞かせているよ。
父
ちゃんと理解できていて安心したよ。この間学校に行ったら、30年前の先生が私のことを覚えていて声をかけてくれてね。何千人も生徒を見てきているはずなのに、一人ひとりを本当に大切にしてくれているんだと実感したよ。その温かさは昔も今も変わってないね。