音楽を通じて響き合う、
静かな情熱と強い信頼
静かな情熱と強い信頼
辨野
山本さんと最初に会ったのは中学1年生の時。当時は落ち着いた雰囲気で、練習を休まず真面目に取り組む姿が印象的でした。静かだけれど、芯の強さを感じていたよ。
山本
先生の第一印象は「少し厳しそうだな」でした。でも、楽器決めのときに一対一でじっくり向き合ってくださって、本当はすごく優しくて、部員一人ひとりの本質を見てくれる先生なんだとすぐ分かりました。
辨野
最終的に第一希望ではないアルトサックスを任せることになったけど、今では本校の吹奏楽部として初めてソロで関西大会(高校の部)に進出するまでに成長したね。とても感慨深いです。
山本
アルトサックスに選んでいただいたことが運命だったのかもしれません。「音楽は蛇口の水と同じ。流れるか止めるかだ」というアドバイスは、今も演奏の指針になっています。ずっとピアノを習ってきましたが、そんな風に音楽をとらえたことはありませんでした。
辨野
高校1年生で部長を任せた時は、本当に大変だったと思います。一つ上の代がいなくて、例年より1年早く組織をまとめる立場に立たせてしまったからね。
山本
力不足で先生をがっかりさせてしまった時期もありました。でも、辨野先生は生徒が熱意を持ってぶつかれば、必ずそれ以上の熱量で応えてくださいます。だからこそ、どんなに厳しい指導でも、全面的に信頼して全力でついていくことができました。
辨野
私から見ても、その粘り強さは山本さんの大きな強みですよ。