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[学校生活]

中学卒業式・終業式・離任式

3月19日(火)中学卒業式を挙行いたしました。

校長からは、式辞として次のようなメッセージが送られました。

*  *  *

今日は、皆さんのこれまで過ごした時間や経験が、これからの人生において大切な意味を成すときが来るということについてお話ししたいと思います。
スティーブ・ジョブズは若いころカリグラフィー(文字を装飾し美しく見せる技法)に夢中になっていました。当時はただその奥深さに夢中になっていただけで「カリグラフィーを何かに生かそう」とは考えていませんでした。しかし10年の時が経ち、初代Macを開発するときに彼が思い出したのがカリグラフィーの講義でした。それまでの味気ない書体でなく、文字を美しく見せるためにカリグラフィーの技法を取り入れることを思いついたのです。現在、私たちが当たり前のように使っているパソコンのフォント機能は、この時に彼によって生み出されたのでした。
彼は当時を振り返り次のように述べています。
“You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”
(将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎ合わせることなどできない。できるのは後からつなぎ合わせることだけだ。だから、我々は今やっていることがいずれ、人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。)
これから皆さんは新たなステージで新しいことにチャレンジし、多くのドット(点)を作っていくことでしょう。勇気を出して挑戦し、失敗しても臆することなく挑戦し続けてください。同志社香里は、皆さんを応援しています。

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3年生の皆さん、そしてその成長を温かく見守ってこられた保護者の皆様、ご卒業誠におめでとうございます。

卒業生を送り出したのち、続いて3学期終業式・離任式を執り行いました。
校長からこの一年を振り返り、「継続は力なり」と題して次のようなメッセージが送られました。

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新約聖書「ローマの信徒への手紙」5章3~4節
「わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」

今日は、楽天の三木谷浩史さんが成功のコンセプトとして唱えた「1.01の法則」「0.99の法則」についてお話ししたいと思います。
よく「継続は力なり」と言われます。それを実際に数字で示しているのが「1.01 の法則」と「 0.99 の法則」です。
1日に努力して1%力をつけたとします。毎日1%ずつ力をつけ1年経つとどうなるでしょうか。1.01×1.01×1.01×・・・というように1.01に1.01を365回かけると、1.01の365乗で37.7834343、約38倍になります。
反対に怠けて1日で1%力を落としたとします。1年間毎日1%ずつ力を落としていくと1年後には0.99×0.99×0.99×・・・×0.99=0.99の365乗=0.0255179645、約3%です。
このようにたった1%の差が、積もり積もると大きな差となるのです。そして一日でも怠けてしまうと、その差を取り返すのは簡単なことではありません。
では1日に1.01 の努力とは、具体的な時間に換算すると、どれくらいの時間になるのでしょうか。
1日=24時間=60分×24=1440分   1440分×0.01=14.4分
1日約15分の努力をプラスすることで、1年では大きな差になって現れてきます。1日だけ、いつもの何倍も頑張るのではなく、少しだけの頑張りを一日一日怠けずに続けることが大切です。
「継続は力なり」、一度、自分自身を見直し、自分の未来をしっかり考える春休みにしてください。新年度、新たな気持ちで頑張りましょう。

 

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 引き続き、離任式が行われました。
本校の教育活動に長きにわたりご尽力くださった保健体育科教諭竹田幸平先生が、ご退職の時を迎えられました。先生への感謝の気持ちを込めて、生徒を代表して自治会長より花束が贈呈されました。
竹田先生、本当にありがとうございました。今後の益々のご健康とご活躍を祈念しております。

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