NEWS お知らせ一覧
[教育活動]
1学期終業式
7月21日(金)早くも真夏を思わせる熱気の中で、1学期の終業式が挙行されました。
校長は、ペテロの手紙第一 4章10節を引用しながら、現在注目が集まっている生成AIとの付き合い方について、問題提起をなさいました。
OpenAIの「ChatGPT」は瞬く間に進化を遂げ、画像による問いかけにも対応可能となっている。便利になった一方で、人々は考えることを手放し、思考力や表現力を退化させているようにも思う。
ChatGPTは蓄積された膨大なデータをもとに回答を導き出しているだけなので、誤った情報をもとに回答を作成したり、人の気持ちに配慮しない解答を作成する可能性もある。このことを踏まえ、AIと共存するためには、まず使う人間が情報の正誤を見抜く力が必要となってくる。
本日選んだ聖句に「皆さんは、それぞれ、賜物を授かっているのですから、その恵みの良き管理者として、その賜物を生かせるよう、切磋琢磨しなさい。」とあるが、私は「賜物」とは「考える力」のことだと思っている。考える力を養うには、読書が大切である。この夏休み、多くの本を読んで、思考力や表現力を鍛えてほしい。
終業式のあとは、全校生徒で大掃除に取り組みました。高校3年生の生徒数名は、炎天下、通学路の清掃にも取り組んでくれました。熱い中、一生懸命ごみを拾ってくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。
長い夏休みに入りますが、体調管理には十分気をつけながら、学習や部活動に励み、自身を磨いてください。2学期の始業式に皆さんの成長した姿を見られることを楽しみにしています。
BACK
NEXT