ご利用のブラウザはサポートされておりません。

ご利用のブラウザでは一部の機能が使用できない、もしくはページが正常に表示されないことがあります。ブラウザを最新のバージョンに更新して閲覧ください。

行事ニュース

1学期始業式

4月7日(金)1学期始業式を挙行しました。

あいにくの雨でしたが、今までのように教室での配信視聴ではなく、皆で一堂に会して始業式を行うことができました。

校長は式辞の中でイギリスの作家アーノルド・ベネットの著作『自分の時間1日24時間でどう生きるか』を紹介しながら「時間の使い方の大切さ」「読書の大切さ」について以下のようにメッセージを送りました。

 

エレミヤ書29章11~12節

「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。 そのとき、あなたたちがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。」

 

アーノルド・ベネット『自分の時間1日24時間でどう生きるか』は、約100年前に書かれた当時のベストセラーで、「時間とどう向き合うべきか」という本質的な内容が書かれた元祖タイムマネジメント本である。

アーノルド・ベネット氏は、「時間があればお金は稼げるが、お金があっても時間は買えない。あなたには沢山の空白の時間が与えられている。あなたの財布には、まっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。人生の全ては時間の利用の仕方次第で決まる。我々には、今あるだけの時間しかなく、それはいつだって変わらない。時間はあらゆるものを生み出す元となる『貴重品』である。」と述べている。つまり、「時間とは、朝目覚めた瞬間から1日が終わる時まで、人間に平等に与えられた奇跡のような財産であり、その使い方次第で、「人生のすべて」が変わる。」ということである。

このようなタイムマネジメント系の本は、現在でも多く出版されている。私は、初め「100年前に書かれたことが、現代で通用するのだろうか」と思っていたが、予想を裏切る内容だった。図書館にもあるので、興味のある人は、ぜひ読んでみてほしい。

今日、このように本を紹介した目的は、皆さんに読書をしてもらいたいという気持ちからだ。読書は、漢字や文章に強くなるだけでなく、想像力が高まり、思考力が身に付き、さまざまな知識が身に付くものである。繋真館には、6万冊以上の蔵書があるので、ネットからの情報収集だけでなく、読書を楽しみ、本から多くの情報を得てほしい。

 

 

校長の式辞のあとは、新任の先生の紹介がありました。今年度から、国語科の新榮達也先生、田中郁哉先生を本校にお迎えしました。

 

また、高校始業式では年間留学生の紹介がありました。日本語での自己紹介に、生徒たちは大きな拍手で歓迎の意を示していました。

 

その後、生徒会・自治会より通学マナーについてのプレゼンテーションがありました。写真などを使いながら作成したパワーポイントを使用し、大変わかりやすく注意点を伝えてくださいました。

 

いよいよ新年度がスタートしました。生徒の皆さんが新たな目標に向かって計画を立て、充実した時間を過ごしてくれることを期待しています。