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行事ニュース

ボストン・NY語学研修だより(現地27日)

アメリカ東海岸チームの研修も半分が終わりました。噂によると、ボストンにいる彼らも、このホームページを楽しみに見ているようです。というわけで日本の情報を少し。最近の大阪は例年以上に暖かく、桜が満開に咲き乱れています。みんなが帰るころまでは持たないなぁ・・・。では、K先生からのリポートをどうぞ!

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学校2日目の朝です。昨日は家に帰ってスーパーに行ったり、昼寝?(夕方のはず)をしたりと、ホームステイにも、英語にも慣れてきたようです。

さて、今日は本校の生徒だけでの授業。私も一緒に授業に参加してきましたが、もちろん全て英語です。少しも日本語はありません。授業は、2グループに分かれて、先日行ったフリーダムトレイルの復習をしたり、ハーバード大学の歴史を知ったり、もう1グループは美術の授業もあったようです。(今日明日でローテーションしてもらえるみたいです)

まず最初の授業では、ハーバード大学についての授業で、最初に難しい単語を、語源を説明しながら皆に教えてくれました。が!!皆、口をあけてポカーン…なかなかわかっているのか、わかっていないのか、反応を示さない生徒たちに先生は、少し困っていたようでした。それでも、とても簡単な単語を使ってくれたり、ゆっくり話をしてくれていました。また、常に『Don’t be shy』『Don’t be afraid』『Don’t be quiet』と生徒たちに言ってくれていました。おかげで徐々に彼らなりに理解しようとする様子も見え、また笑顔も見えはじめ、先生も喜んでおられました。

次の授業は、フリーダムトレイルについての授業でした。アメリカにとっての重要人物である、ベンジャミン・フランクリンや、ジョン・ハンコックについての学びでしたが、先日歩き回りながら話を少し聞いていたはずなのですが、きっとその時はあまりわかっていなかったのでしょう…。。しかし、今回の先生の丁寧な説明で改めてどんなことをしたのか、どんな人物だったのかを聞き、『あぁぁぁぁ!』という声も聞こえ、大変興味を持って積極的に授業に参加している様子が見られました。

そして次は、我々のためにクッキングクラスを特別に用意して下さいました。数人のBTAの生徒と一緒にパンケーキ作りです。3つのグループに分かれましたが、なんと砂糖を入れ忘れる班が!!それでも笑顔であーだこーだと笑いながらトッピングを楽しみ、とっても甘いパンケーキを食べていました。

そして11時。心配された天気は晴天。午前でBTAを離れ、ここからは新島先生が通っていたフィリップス・アカデミーへとバスで向かいました。先日まではバスの中はしーん…と寝る生徒が多かったのですが、今回は数名がバスの中で人狼をしたりと大盛り上がり!!とっても元気です。やはり、若いですね!(M口先生は爆睡)

そこから1時間バスに揺られ、アンドーバーという、フィリップス・アカデミーの街に到着しました。生徒たちは、街中でホストファミリーの手作りランチを食べ、学校グッズを購入したり、綺麗な街並で写真を撮ったりしていました。そしてその後すぐに学校へと向かい、2人の学生が迎えてくれ、グループに分かれてキャンパスツアーが始まりました。中高一貫校であるこの学校の広大な敷地には、本校も素晴らしい環境が整っていますが、それ以上の充分すぎる施設がありました。どの科目にも対応したサイエンス棟や、パーソナルトレーナーのいるトレーニングジム、イタリアシェフ付きの食堂…あまりにも凄すぎて、私たちも開いた口が塞がりませんでした。さすがアメリカで1番の学校です。(その分学費は目が飛び出るほど高額です)

そして最後に見たのは、新島先生が授業を受けた棟でしたが、現在も講義棟として使用されているそうで、また新島先生を身近に感じることが出来ました。帰り際には、同志社大学がこの学校に寄贈した、本校にもある”良心の碑”の前と、学校のチャペルで全員で写真を撮りました。煉瓦造りの建物に雪景色は本当に素敵ですね。

その後バスでフィリップス・アカデミーを離れ、帰りには、スーパーマーケットに寄りました。レジでの買い物にも慣れた様子で、大量のお菓子やお土産を購入していました。16:30にBTAに戻り、ホストファミリーを待つ間、皆でお菓子パーティーのように広げて食べていました。皆、帰る頃には少し太ってるかもしれませんね。

さぁ明日は学校最後の日です。最後にはBTAの先生より修了証をいただけるようです。最後まで彼らが学ぶ姿勢を崩さず、充実した日になるように頑張ってほしいです!

なにより、感謝の気持ちを忘れずに…