ご利用のブラウザはサポートされておりません。

ご利用のブラウザでは一部の機能が使用できない、もしくはページが正常に表示されないことがあります。ブラウザを最新のバージョンに更新して閲覧ください。

行事ニュース

2016年度 高校卒業式

本日、午前10時より本校香真館にて第66回 高等学校卒業式が行われました。

校長式辞

皆さん、本校での三年間の高校生活を終え、今日の卒業を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。そして、保護者の皆様にも、お子様のご卒業をお喜び申し上げます。また、本日、総長、理事長並びに多数のご来賓のご臨席を得て卒業式を行えることは私たち教職員にとっても大きなよろこびでございます。

さて、君たちと出会い、ともに学んできた三年間、何を学び、何を感じ、何を得たか、君たちの人生にとって素晴らしい瞬間であったかはこれからの君たちの生き方にかかっていると思います。香里で過ごした日々が是非価値あるものになるようこれからも努力してください。

同志社香里高等学校において「キリスト教主義教育」、校祖新島襄先生の「心」に触れ「良心」を育んだと思います。学業、クラブ、文化祭、体育祭、オリエンテーション、修学旅行を通じて、友情、助け合い、思いやり、優しさ、寛容さの重要さを感じたはずです。

君たちが悩んだり、苦しんだりした時に次の聖句を思い出してください。「そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」(ローマ5:3―4)この聖句がきっと君たちを強くします。もう一度繰り返します。苦難は忍耐、忍耐は練達を、練達は希望を。この言葉に触れている、このことが香里で育った強みです。他の人たちにはない香里の「こころ」がここにあります。

国家、民族、文化、宗教、考え方等、価値観の異なる人々が交錯するという世界で、君たちは自らの考えを主張しながらも、他者の考え方も受け入れ、互いを尊重し合う「こころ」をも身につけなければなりません。しかし、この「こころ」もまた、香里の生活で君たちの中に、きっと芽生えています。自信を持って前に進んでください。

はなむけの言葉として私の好きな聖句を贈ります。「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探すものは見つけ、門をたたく者には開かれる。」(マタイ7:7―8)礼拝、聖書の時間等でよく聞いた聖句です。この聖句こそ我々香里の心構えを示しています。誰でもどんな分野でも一流になれる最強の手段・手立てを表している言葉です。能力は才能ではなく、目的・目標に向かってやり抜く「力」です。情熱・粘り強さがそれを支えます。自らが情熱を持ち、粘り強く積極的に働きかける。そこにやり抜こうとする「力」が必ず出てきます。挫けそうになったとき、「求めなさい。探しなさい。門をたたきなさい。」を思い出してください。きっとこの言葉が君たちの背中を押し、導いてくれます。目標に一歩でも近づき、前進できます。これから旅立つ君たちには色々な場面で大なり小なりの障害が立ちはだかります。その時、この香里の「心構え」の聖句も思い出してください。やりぬく「力」が湧き、手助けとなるでしょう。

最後に、もう一度、卒業おめでとう。年月を経て、心の糧は香里にあったと思ってくれることを確信し、お祝いの言葉とします。君達が素晴らしい未来を切り開くことを祈り、式辞とさせていただきます。

二〇一七年 三月八日

同志社香里中学校・高等学校

校長 福田耕治